引越し準備、大変ですよね。中でもエアコンの移設は、「費用はいくらかかるんだろう?」「業者選びで失敗して高額請求されたらどうしよう…」と悩みやすいポイントです。特に専門知識がないと、何から手をつけていいか分からず不安になるものです。

ご安心ください。この記事では、引越し時のエアコン移設に関するあらゆる疑問や不安を解消します。費用相場や追加料金が発生する理由、あなたに合った業者の選び方、実際に起こりがちなトラブルを回避する方法まで、プロの視点で徹底的に解説します。

この記事を最後まで読めば、あなたは自分の状況に合った最適な選択ができ、賢く、そして安心してエアコン移設を進められるようになります。さあ、一緒に不安を解消し、万全の準備で新生活をスタートさせましょう。

この記事を読んでわかることは?

まずはここから!引越しのエアコン、移設?買い替え?【簡単診断チャート】

まず判断したいのは、「今使っているエアコンを移設するか、それともこの機会に買い替えるか」です。どちらがお得かは、エアコンの使用年数や新居の状況によって大きく変わります。下の簡単な診断チャートで、あなたのケースはどちらに当てはまるかチェックしてみましょう。

移設がおすすめなケース

診断チャートで「移設」にたどり着いた方は、以下をご確認ください。以下のような条件に当てはまる場合は、移設を選ぶのが賢明な判断と言えるでしょう。

  • 購入から5年以内の新しい機種: まだまだ性能も高く、故障のリスクも低いため、移設費用をかけてでも使い続ける価値があります。
  • 省エネ性能が高いモデル: 最近のモデルであれば、電気代も安く抑えられます。
  • 新居の部屋の広さ(畳数)とエアコンの能力が合っている: 無駄なく効率的に部屋を快適な温度にできます。
  • 取り付けに追加工事が不要: 新居に配管穴や専用コンセントが既にあり、標準工事で設置できる場合は、費用を安く抑えられます。

買い替えがおすすめなケース

一方で、思い切って買い替えた方が長期的にはお得になるケースもあります。特に以下に該当する場合は、買い替えを強く検討することをおすすめします。

  • 購入から10年以上経過している: 家電の補修用性能部品の保有期間は製造終了後約10年です。これを超えると故障時に修理できない可能性があります。
  • 最新機種と比べて電気代が高い: 古いエアコンは省エネ性能が低く、最新モデルに買い替えることで年間の電気代が数千円〜1万円以上安くなることもあります。
  • 新居の部屋の広さに合わない: 小さな部屋から広い部屋へ引越す場合など、能力不足でエアコンが効かない、電気代が無駄にかかる、といった問題が発生します。
  • 【プロの視点】 正直なところ、10年以上使用しているエアコンは、移設費用をかけて運ぶよりも、最新の省エネ機種に買い替える方が故障リスクや電気代を考えると経済的メリットが大きくなることがほとんどです。

【費用相場を徹底解説】エアコン移設にかかる料金のすべて

エアコン移設を考えたときに、最も気になるのが「一体いくらかかるのか?」という費用面でしょう。ここでは、基本工事の相場から、思わぬ出費となりがちな追加料金まで、費用の全体像を詳しく解説します。事前にしっかり把握して、安心して予算計画を立てましょう。

基本工事(取り外し・取り付け・運搬)の料金相場

エアコンの移設は、「取り外し」「運搬」「取り付け」の3つの作業で構成されます。それぞれの料金相場は以下の通りです。

  • 取り外しのみ: 5,000円 ~ 10,000円
  • 取り付けのみ: 10,000円 ~ 20,000円
  • 移設(取り外し+取り付け): 15,000円 ~ 30,000円

引越し業者に依頼する場合、運搬費用は引越し料金に含まれることが多いです。一方、専門業者に依頼する場合は、別途運搬費(3,000円~5,000円程度)がかかることもあります。これはあくまで「標準工事」の場合の料金です。設置場所の状況によっては、後述する「追加工事」が必要になり、料金が加算されます。

要注意!追加料金が発生しやすい7つのケースと費用目安

「見積もり金額のつもりだったのに、当日に追加料金を請求された…」というのは、最も避けたいトラブルの一つです。以下のようなケースでは追加料金が発生する可能性が高いので、事前に自宅の状況を確認しておきましょう。

  • 配管の交換・延長(1mあたり2,000円~4,000円): 新居の室内機と室外機の距離が遠い場合、配管の長さが足りず延長や交換が必要です。
  • 化粧カバーの設置(室内用5,000円~、室外用5,000円~): 配管を隠して見栄えを良くするカバーです。新規で設置する場合に費用がかかります。
  • 室外機の特殊な設置(5,000円~20,000円程度): 壁掛け、屋根置き、天吊りなど、地面やベランダ直置き以外の場合は特殊作業費が必要です。
  • 高所作業(3,000円~10,000円程度): 2階の壁に室外機を設置するなど、はしごを使う作業に発生します。
  • 壁の穴あけ工事(2,000円~5,000円): 新居に配管用の穴がない場合、木造やモルタルの壁であれば穴あけが可能です。一方、コンクリートの場合は費用が高額(10,000円~)になったり、穴あけ自体ができなかったりすることもあります。
  • 専用コンセントの増設・電圧切替(10,000円~20,000円): エアコン専用のコンセントがない場合や、100Vと200Vの電圧が合わない場合に電気工事が必要です。
  • ガスの補充(ガスチャージ)(10,000円~20,000円): 配管が長くなる場合や、取り外し時のミスでガスが抜けた場合に必要です。なお、悪徳業者が追加請求の口実にすることもあるため注意しましょう。

引越し全体の費用を抑える!エアコン移設を安くする3つのコツ

何かと物入りな引越し。エアコン移設費用も少しでも安く抑えたいですよね。ここでは、誰でも実践できる3つのコツをご紹介します。

  1. 必ず複数の業者から相見積もりを取る: これは鉄則です。引越し業者、専門業者など最低でも2~3社から見積もりを取り、料金とサービス内容を比較しましょう。料金交渉の材料にもなります。
  2. 引越しの繁忙期(3月~4月)を避ける: 引越し料金と同様、エアコン工事もこの時期は割高になります。可能であれば時期をずらすだけで数千円安くなることがあります。
  3. 不要なオプションは断る: 例えば「化粧カバー」は、見栄えを気にしなければ必須ではありません。本当に必要な工事かしっかり見極めましょう。

【どこに頼むのが正解?】依頼先3タイプをメリット・デメリットで徹底比較

エアコン移設を頼める業者は、主に「引越し業者」「エアコン専門業者」「家電量販店」の3タイプです。それぞれに一長一短があるため、最適な依頼先は状況によって異なります。ここでは各タイプの特徴をメリット・デメリットで比較し、あなたが何を優先するかで最適な依頼先を見つけられるように解説します。

手間なく一括で頼みたいなら「引越し業者」

サカイ引越センターやアート引越センターといった大手引越し業者では、引越しのオプションサービスとしてエアコン移設を請け負っています。

  • メリット:
    • 引越しの見積もりから依頼、支払いまで窓口が一本化できるため、とにかく手間がかからず楽です。
    • 引越し料金とまとめて交渉することで、セット割引が適用される可能性があります。
  • デメリット:
    • 実際に工事を行うのは下請けの電気工事業者であることがほとんどです。そのため、作業員の技術力にばらつきがあったり、中間マージンで料金が割高になったりする傾向があります。
    • トラブル時の責任の所在が曖昧になりがちです。

専門知識と技術力で安心「エアコン専門業者」

インターネットなどで探せる、エアコンの設置・取り外しを専門に行う業者です。

  • メリット:
    • 専門業者なので、スタッフの知識が豊富で技術力が高いです。難しい設置環境にも柔軟に対応してくれることが多く、工事の品質に安心感を求めるなら第一候補です。
    • 引越し業者を介さないため、中間マージンがなく料金が比較的安い傾向にあります。
  • デメリット:
    • 自分で信頼できる業者を探し、引越し業者とは別に連絡・手配をする手間がかかります。
    • 業者数が多く、中には質の低い業者もいるため、見極めが必要です。

購入とセットならお得?「家電量販店」

エディオンやヤマダ電機、ケーズデンキといった家電量販店でもエアコン移設を受け付けている場合があります。

  • メリット:
    • 大手ならではの安心感があり、工事保証がしっかりしています。
    • ポイントが貯まったり使えたりするので、普段から利用している店舗があればお得になることがあります。
  • デメリット:
    • 移設のみの依頼だと料金が割高になる傾向があります。また、他店で購入したエアコンの移設は受け付けていない場合もあるため、事前に確認が必要です。
    • 買い替えを伴わない引越し時の移設には、あまり向いていない選択肢かもしれません。

【結論】あなたの状況に合わせたおすすめの依頼先はコレ!

結局、どこに頼むのがベストなのでしょうか。あなたの優先順位に合わせて、以下のように判断するのがおすすめです。

  • とにかく手間を省きたい人、手続きをまとめたい人 → 「引越し業者」
    引越しとエアコン移設の窓口を一本化できる手軽さは、何にも代えがたいメリットです。
  • 工事の品質を最優先したい、少しでも費用を抑えたい人 → 「エアコン専門業者」
    自分で業者を探す手間を惜しまないなら、技術力とコストパフォーマンスで最も満足度が高くなる可能性が高い選択肢です。
  • 買い替えも視野に入れている、保証やポイントを重視する人 → 「家電量販店」
    新しいエアコンの購入とセットで考えるなら、お得なキャンペーンや長期保証が魅力です。

失敗しないための7ステップ!依頼から移設完了までの流れと注意点

業者選びと並行して、実際に依頼してから作業が完了するまでの流れを把握しておくことも、失敗を防ぐために非常に重要です。ここでは、7つのステップに分けて、各段階で「何をすべきか」「何に注意すべきか」を具体的に解説します。手順に沿って進めれば、安心して当日を迎えられます。

ステップ1:新居の設置環境を必ず確認する【チェックリスト付き】

エアコン移設のトラブルで最も多いのが、「新居に取り付けられなかった」「想定外の追加工事が必要になった」というケースです。これを防ぐため、引越し先の物件の内見時や契約前に、必ず以下の項目を確認しましょう。

【新居のエアコン設置環境チェックリスト】

  • [ ] 配管用の穴はありますか?
    → ない場合、壁に穴を開けられるか(賃貸の場合は大家さんや管理会社に許可が必要)。
  • [ ] エアコン専用コンセントはありますか?
    → ない場合、増設工事が必要。
  • [ ] コンセントの形状と電圧(V)は合っていますか?
    → 形状は主に「平行型」「IL型」「タンデム型」の3種。電圧は100Vか200Vかを確認。合わない場合は交換・切替工事が必要です。
  • [ ] 室内機の設置スペースは十分にありますか?
    → 本体の上と左右に5cm以上の隙間が必要です。カーテンレールなどに干渉しないかも確認。
  • [ ] 室外機の設置スペースは十分にありますか?
    → ベランダの床、通路など、安定して置ける場所があるか。背面と左側に10cm以上、前方に20cm以上の吸い込み・吹き出しスペースが必要です。
  • [ ] 物件の契約アンペア数(A)は十分ですか?
    → 他の家電と同時に使ったときにブレーカーが落ちないか、特に古い物件では確認が必要です。

ステップ2:複数業者から相見積もりを取る

ステップ1で確認した新居の情報を元に、複数の業者へ見積もりを依頼します。最低でも引越し業者1社、エアコン専門業者2社程度に声をかけるのがおすすめです。

見積もりを依頼する際は、以下の情報を正確に伝えることで、より精度の高い見積もりを得ることができます。

  • エアコンのメーカーと型番
  • 現在と新居の建物の種類(戸建て、マンション何階か)
  • エレベーターの有無
  • 室外機の設置場所(現居・新居ともに)
  • 配管穴、専用コンセントの有無(新居)

ステップ3:見積書の内容を細かくチェックするポイント

複数の見積書が手元に届いたら、総額だけを見るのではなく、その内訳をしっかり比較検討しましょう。チェックすべきポイントは以下の通りです。

  • 「標準工事」の内容は何か?: 配管4mまで、テープ巻き仕上げ、真空引き作業などが含まれているかを確認します。
  • 追加工事費用の内訳が明確か?: 「追加工事一式」のように曖昧な記載ではなく、「配管延長〇mで〇円」「高所作業費〇円」のように具体的に書かれているかを確認します。
  • 保証内容と期間は?: 工事後のトラブルに対して、どのような保証が、どのくらいの期間付くのかを必ず確認しましょう。
  • 損害賠償保険に加入しているか?: 万が一、作業中に壁や家財を傷つけられた場合に備え、保険に加入している業者を選ぶのが安心です。

ステップ4:業者を決定し、契約する

見積もり内容を比較し、料金、サービス内容、信頼性などを総合的に判断して依頼する業者を決定します。契約前には、工事の日時、作業内容、最終的な支払い金額、支払い方法などを改めて書面やメールで確認しましょう。「言った・言わない」のトラブルを防ぐため、口約束は避けるのが賢明です。

ステップ5:【重要】取り外し当日の立ち会いと「ポンプダウン」作業の確認

取り外し当日、作業は業者任せにせず、可能な限り立ち会いましょう。特に重要なのが「ポンプダウン」という作業です。これは、配管の中にある冷媒ガスを室外機に回収する作業で、これを失敗すると、エアコンの効きが悪くなったり、故障の原因になったりします。

【ポンプダウンが正しく行われているかの簡易チェック】

  1. 業者がエアコンを冷房運転させます。(数分~10分程度)
  2. 業者が室外機のバルブを操作します。
  3. 室外機のファンは回っているのに、運転音が静かになっていきます。
  4. 音が静かになったら、業者がもう一つのバルブを閉め、エアコンの電源を切ります。

この一連の流れが適切に行われているか、少し気にして見るだけでも違います。この作業を怠る業者は信頼できません。適切にガスを回収すれば、環境への影響を抑えられ、新居でもエアコンの性能を維持しやすくなります。

ステップ6:取り付け当日の立ち会いと試運転の確認

引越し先での取り付け作業にも立ち会い、作業が完了したら必ず業者と一緒に試運転を行いましょう。その場で不具合がないか確認することが大切です。

【試運転チェックリスト】

  • [ ] 電源は正常に入りますか?
  • [ ] 冷房・暖房はしっかり効きますか? (風がちゃんと出て、温度変化があるか)
  • [ ] 室内機や室外機から異音や異臭はしませんか?
  • [ ] 室内機の配管接続部や本体から水漏れはありませんか? (冷房運転で10分以上様子を見る)
  • [ ] ドレンホースから正常に水が排出されていますか?

何か問題があれば、その場で業者に伝えて対応してもらいましょう。

ステップ7:保証書を受け取り、保管する

全ての作業が完了し、支払いを済ませたら、必ず工事保証書を受け取ります。後日、「ガスが漏れた」「水漏れしてきた」といったトラブルが発生した際に、この保証書が必要になります。保証期間や保証の対象範囲を改めて確認し、他の重要書類と一緒に大切に保管しておきましょう。

【プロが警告】エアコン移設でよくあるトラブル事例と回避策

どれだけ慎重に準備しても、予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性はゼロではありません。特に悪質な業者の手口は巧妙です。ここでは、実際にエアコン移設でよくあるトラブル事例を3つご紹介します。事前に手口を知っておくことで、いざという時に冷静に対処し、被害を防ぐことができます。

事例1:「ガスが抜けている」と高額なガス補充料金を請求された

【手口】
取り付け作業の終盤に「運搬中にガスが抜けてしまったようです。補充しないと冷えませんよ」と言い、1~2万円程度の高額なガス補充(ガスチャージ)料金を請求してくるケースです。

【真相と回避策】
前述の「ポンプダウン」が適切に行われていれば、運搬中にガスが抜けることは通常ありえません。これは、不要な料金を請求するための悪徳業者の常套句である可能性が非常に高いです。

もしこのように言われたら、「前の業者さんはポンプダウンをしっかりやってくれたはずですが…」と伝えてみましょう。それでも執拗に請求される場合は、「一度検討しますので、今日は結構です」とその場での支払いをきっぱりと断り、別の信頼できる業者に点検を依頼(セカンドオピニオン)するのが最善の対処法です。

事例2:移設後にエアコンが故障…保証が適用されないと言われた

【状況】
移設して数日後にエアコンが動かなくなった。業者に連絡すると「工事が原因ではなく、エアコン本体の寿命ですね」と言われ、工事保証の対象外とされてしまうケースです。

【真相と回避策】
原因の切り分けが難しく、泣き寝入りになりがちなトラブルです。これを防ぐためには、事前の対策が重要になります。

  • 契約前に保証範囲を詳細に確認する: 「工事が原因で発生した不具合」とは具体的に何を指すのか、書面で確認しましょう。
  • 作業前後の写真を撮っておく: 特に配管の接続部分など、作業箇所の写真を撮っておくと、万が一の際に証拠となる可能性があります。
  • 実績が豊富で評判の良い業者を選ぶ: 結局のところ、これが最大の防御策です。信頼できる業者は、トラブル時の対応も誠実である可能性が高いです。

事例3:壁や家財に傷をつけられた!損害保険に入っていなかった

【状況】
室内機や室外機の搬入・搬出時に、作業員が壁紙を剥がしてしまったり、床に傷をつけたりするケースです。業者に補償を求めても「保険に入っていないので対応できない」と逃げられてしまうことがあります。

【回避策】
これも業者選びの段階で回避できるトラブルです。

  • 見積もり時に損害賠償保険の加入有無を確認する: 見積書に記載がない場合は、口頭ではなくメールなどで「損害賠償保険には加入されていますか?」と質問し、証拠を残しておきましょう。
  • 作業当日に養生をしっかり行っているかチェックする: 作業を始める前に、床や壁、家財などをシートや毛布で保護(養生)しているかを確認しましょう。丁寧な業者は、この養生もしっかり行います。

【買い替え派向け】お得な購入方法と古いエアコンの正しい処分方法

ここまでの情報を踏まえて「やっぱり買い替えよう!」と決断した方へ。このセクションでは、引越しという出費がかさむ時期に、少しでもお得に新しいエアコンを購入する方法と、これまで使っていたエアコンの正しい処分方法について解説します。最後まで抜かりなく準備を進めましょう。

引越しシーズンでもお得にエアコンを買う方法

エアコンは夏前に需要が高まりますが、引越しシーズンも購入者が増える時期です。そんな中でもお得に購入するには、いくつかのコツがあります。

  • 最新モデルではなく「型落ちモデル」を狙う: 新モデルが出る直前(主に秋~冬)は、前年モデルが安くなります。性能に大きな差がないことも多いので、コストを抑えたいなら狙い目です。
  • 家電量販店の決算セール(3月、9月)を活用する: 引越しシーズンと重なりますが、決算期は店舗側も販売に力を入れるため、価格交渉がしやすくなることがあります。
  • ネット通販専門の店舗も比較する: 実店舗を持たないネット通販は、価格が安く設定されていることが多いです。ただし、取り付け工事は別途自分で信頼できる業者を探す必要がある場合が多いので注意しましょう。

古いエアコンはどうする?4つの処分方法と費用

エアコンは「家電リサイクル法」の対象品目のため、粗大ごみとして捨てることはできません。法律に基づいた正しい方法で処分する必要があります。主な方法は以下の4つです。

  1. 新しいエアコンを購入する店に引き取ってもらう: 最も一般的で手間がかからない方法です。リサイクル料金(990円~)と収集運搬料金(店舗による)がかかります。
  2. 自治体が指定する引取場所に自分で持ち込む: 郵便局でリサイクル券を購入し、指定の場所まで自分で運ぶ方法。運搬の手間はかかりますが、収集運搬料金がかからない分、安く済みます。
  3. 不用品回収業者に依頼する: 引越しで他にも処分したいものがある場合に便利です。ただし、無許可の業者もいるため、自治体の許可を得ているか必ず確認しましょう。
  4. 【おすすめ】買取業者に査定してもらう: もしエアコンが製造から5年以内の国内主要メーカー品であれば、買取価格が付く可能性があります。処分費用がかかるどころか、逆にお金になることも。一度査定を依頼してみる価値は十分にあります。

まとめ:エアコン移設の不安を解消!最終チェックリストで万全な引越し準備を

引越し時のエアコン移設は、事前準備と情報収集が成功の9割を占めると言っても過言ではありません。費用、業者選び、トラブル対策など、多くのポイントを解説してきましたが、最後にこれだけは押さえてほしいという最終チェックリストをご用意しました。

【引越しエアコン移設・最終チェックリスト】

  • [ ] 自分のエアコンは「移設」か「買い替え」か、判断しましたか?
  • [ ] 新居の設置環境(配管穴、コンセント、スペース)は確認しましたか?
  • [ ] 複数業者から見積もりを取り、内容をしっかり比較しましたか?
  • [ ] 依頼する業者の保証内容と保険加入の有無を確認しましたか?
  • [ ] 「ポンプダウン」の重要性を理解し、当日は立ち会う準備ができましたか?

この記事で得た知識を武器に、一つ一つ着実に準備を進めれば、もう何も心配することはありません。あなたのエアコン移設がスムーズに完了し、快適な新生活がスタートできることを心から願っています。