【メーカー別一覧】エアコンのエラーコード完全ガイド|原因と自分でできる対処法を徹底解説
真夏や真冬に頼りのエアコンが突然動かなくなる…リモコンを見ると、見慣れない英数字やランプの点滅。焦りと不安で「どうしよう!」と思いますよね。
ご安心ください。エアコンが表示するエラーコードは、故障の原因を教えてくれる「SOSサイン」です。
この記事では、家電トラブル解決のプロが、エアコンのエラーコードが出たときに最短で復旧判断できる手順を分かりやすく解説します。業者を呼ぶ前に、まずはご自身で安全にできることを確認してみましょう。
この記事を読めば、以下のことが分かります。
- 表示されたエラーコードの意味と原因
- 今すぐ自分で試せる安全な応急処置(簡単5ステップ)
- どこからが専門業者の出番なのか、その判断基準
- 修理や買い替えにかかる費用のおおよその目安
- エアコン エラーコードが出たら“最初に確認すべきこと”
- エアコン エラーコードの確認方法(リモコン/本体ランプ/点滅)
- エアコン エラーコードが出ない・警告音だけの場合
- 【重要】危険サインを見逃さないで!
- 業者を呼ぶ前に!エアコン エラーコード時の応急処置【簡単5ステップ】
- 主要メーカー別 エアコン エラーコード一覧(原因と対処法)
- ダイキンのエアコン エラーコード
- パナソニックのエアコン エラーコード
- 三菱電機のエアコン エラーコード
- 日立のエアコン エラーコード
- 東芝のエアコン エラーコード
- それでも直らない?エアコン エラーコードの修理依頼判断基準と費用相場
- 修理か買い替えか?寿命(約10年〜)の判断
- まとめ:エアコン エラーコードは“故障の手がかり”。落ち着いて対処しよう
- エアコン エラーコードに関するFAQ
エアコン エラーコードが出たら“最初に確認すべきこと”
エラーコードや警告ランプが表示されたら、慌てずに行動することが大切です。まずは状況を正確に把握し、危険がないかを確認しましょう。
エアコン エラーコードの確認方法(リモコン/本体ランプ/点滅)
エラーコードの出し方や確認方法は、メーカーや機種によってさまざまです。主に以下の3つのパターンがあります。
- リモコンの液晶画面に表示される
- 最も一般的なパターンです。リモコンに「A3」「U4」のような英数字が表示されます。
- 「お知らせ」や「点検」といったボタンを押すことで、詳細なエラーコードが表示される機種もあります。
- 室内機本体のランプが点滅する
- 運転ランプやタイマーランプなどが、特定の回数やパターンで点滅します。
- 点滅の回数や光り方が、エラーの内容に対応しています。取扱説明書で点滅パターンとエラー内容の対応表を確認しましょう。
- リモコンを操作して確認する(診断モード)
- 一部の機種では、リモコンを本体に向けて特定のボタン(例:取消ボタンの長押し)を操作すると、エラーコードを音声や表示で知らせてくれます。詳しい手順は、メーカーの公式サイトや取扱説明書で確認できます。
エアコン エラーコードが出ない・警告音だけの場合
「コードは表示されないけれど、ピーピーという警告音が鳴り続ける」「ランプは点滅しているのに、リモコンには何も表示されない」といったケースもあります。これもエアコンが何らかの異常を検知しているサインです。
- ランプの点滅:エラーコード表示がない場合でも、点滅パターン自体が異常を示しています。取扱説明書を確認しましょう。
- 警告音(ブザー):フィルターの掃除時期を知らせるサインや、ドレンパン(結露水の受け皿)が満水になっている警告の場合があります。
【重要】危険サインを見逃さないで!
以下の症状が見られる場合は、火災や感電の危険があります。ご自身で対処しようとせず、すぐに運転を停止し、エアコン専用のブレーカーを落としてください。
- 焦げ臭いニオイや煙が出ている
- 室内機や室外機から異常な音(ガタガタ、キーキーなど)がする
- 電源プラグやコンセントが異常に熱い
- エアコンのブレーカーが頻繁に落ちる
- 本体や電源コードに破損がある
これらの危険サインがある場合は、迷わず専門業者に連絡してください。特に室外機からの異音は、重大な故障の兆候かもしれません。詳しくは室外機の異音の原因と対処法もご覧ください。
業者を呼ぶ前に!エアコン エラーコード時の応急処置【簡単5ステップ】
危険なサインがなければ、専門業者に連絡する前にご自身で試せる応急処置があります。簡単な確認で復旧することも多いので、以下の5ステップを順番に試してみてください。
【注意】エアコンの分解や内部の配線に触れることは絶対にやめてください。感電や故障悪化の原因となります。
- 【ステップ1】エアコンの運転を停止する
- まずはリモコンで運転を停止します。リモコンが効かない場合は、本体の応急運転ボタンで停止させるか、次のステップに進んでください。
- リモコンの不調が疑われる場合は、リモコンが効かない・反応しないときの原因と対処法も参考にしてください。
- 【ステップ2】電源プラグとブレーカーを確認する
- エアコンの電源プラグがコンセントにしっかり刺さっているか確認します。
- 分電盤(ブレーカーボックス)を開き、エアコン専用のブレーカーが「切(OFF)」になっていないか確認します。落ちていたら一度「入(ON)」にしてみましょう。
- 【ステップ3】フィルターと室外機周りを確認する
- 室内機のフィルター掃除:フィルターにホコリが詰まっていると、空気の流れが悪くなりエラーの原因になります。フィルターを外し、掃除機でホコリを吸い取るか、水洗いしてください。(※水洗い後は完全に乾かしてから戻します)
- 室外機の周辺確認:室外機の吸込口や吹出口の周りに、植木鉢やゴミ、段ボールなどが置かれていないか確認し、空気の通り道を確保してください。
- 【ステップ4】エアコンをリセットする
- 最も効果的な応急処置の一つです。エアコン本体の一時的なプログラムエラーを解消できる場合があります。
- 手順:エアコンの電源プラグを抜くか、専用ブレーカーを「切(OFF)」にします。そのまま必ず5分以上待ってから、再度電源を入れてください。
- 【ステップ5】再運転し、エラーが再発するか確認する
- 電源を入れ、エアコンを運転させてみます。正常に動けば応急処置は完了です。
- もしエラーが再発する場合:表示されるエラーコード、発生するタイミング、どんな音がするかなどをメモや動画で記録しておくと、業者に依頼する際にスムーズに伝わります。
主要メーカー別 エアコン エラーコード一覧(原因と対処法)
ここでは、主要メーカーの家庭用エアコンでよく見られるエラーコードの例をご紹介します。
※注意:同じエラーコードでも、機種や年式、業務用か家庭用かで意味が異なる場合があります。最終的な確認は、必ずお手元の取扱説明書やメーカー公式サイトで行ってください。
ダイキンのエアコン エラーコード
ダイキンはリモコンで詳細なエラーコード診断ができる機種が多いのが特徴です。
| コード例 | よくある原因カテゴリ | まず試す対処 | 業者依頼の目安 |
|---|---|---|---|
| U4, U0 | 通信異常 / 冷媒不足 | 電源リセット | 改善しない場合(基板故障やガス漏れの可能性) |
| A3, A6 | 排水異常 / ファン故障 | フィルター清掃、ドレンホースの詰まり確認 | 改善しない、異音がする場合 |
| E7, F3 | 室外機ファン / 圧力異常 | 室外機周りの障害物除去、電源リセット | 改善しない、室外機が動かない場合 |
パナソニックのエアコン エラーコード
タイマーランプの点滅回数でエラー内容を判断する機種もあります。
| コード例 | よくある原因カテゴリ | まず試す対処 | 業者依頼の目安 |
|---|---|---|---|
| H11, H52 | 室内外の通信異常 | 電源リセット | 改善しない場合(基板や配線の故障) |
| F99, H16 | 電源・電流の異常 | 電源リセット | 頻発する場合(コンプレッサー等の故障) |
| H99 | 室内機の凍結 | フィルター清掃、風量設定の確認 | 改善しない場合(ガス不足やセンサー故障) |
三菱電機のエアコン エラーコード
運転ランプやタイマーランプの点滅パターンで通知されることが多いです。
| コード例 | よくある原因カテゴリ | まず試す対処 | 業者依頼の目安 |
|---|---|---|---|
| P4, P8 | センサー / 配管温度異常 | 電源リセット、フィルター清掃 | 改善しない場合 |
| E6, U1 | 通信異常 / 圧力異常 | 電源リセット | 改善しない、頻発する場合(基板や冷媒系統の故障) |
| U6, F9 | 電装部品の異常 | 電源リセット | 改善しない場合(インバーター基板等の故障) |
日立のエアコン エラーコード
室内機のタイマーランプの点滅回数でエラー番号を知らせます。
| コード例 | よくある原因カテゴリ | まず試す対処 | 業者依頼の目安 |
|---|---|---|---|
| 03, 04 | 通信異常 / 電流異常 | 電源リセット | 改善しない場合(基板や配線の故障) |
| 08, 12 | 温度異常 / ファン異常 | フィルター清掃、室外機周りの確認 | 改善しない、異音がする場合 |
| 21, 22 | センサー異常 | 電源リセット | 改善しない場合 |
東芝のエアコン エラーコード
室内機の運転ランプとタイマーランプの組み合わせでエラーを通知します。
| コード例 | よくある原因カテゴリ | まず試す対処 | 業者依頼の目安 |
|---|---|---|---|
| E4, 18 | 通信異常 | 電源リセット | 改善しない場合(基板や配線の故障) |
| P10, 0C | 排水異常 / 温度異常 | フィルター清掃、ドレンホースの詰まり確認 | 改善しない場合(ドレンポンプやセンサーの故障) |
| F10, 1C | センサー / 電流異常 | 電源リセット | 改善しない、頻発する場合 |
それでも直らない?エアコン エラーコードの修理依頼判断基準と費用相場
応急処置を試してもエラーが解消しない、またはエラーコードが重大な故障を示している場合は、専門業者による診断と修理が必要です。
業者に連絡する際に伝えるとスムーズな情報
- エアコンのメーカー名と型番(室内機の下部や側面のシールに記載)
- 設置からの経過年数(おおよそでOK)
- 表示されているエラーコードやランプの点滅パターン
- 「冷えない」「異音がする」などの具体的な症状
- いつから症状が出ているか
修理費用は故障箇所や交換部品によって大きく変動します。以下はあくまで一般的な目安です。
- 出張・診断料:3,000円~8,000円程度
- 軽微な作業(部品交換なし):8,000円~15,000円程度(ドレンホース詰まり解消など)
- 部品交換(センサー、ファン等):15,000円~35,000円程度
- 基板(電子制御部)の交換:25,000円~45,000円程度
- 冷媒ガス補充:20,000円~50,000円程度(漏れ箇所の修理含む)
- コンプレッサー交換:80,000円~ (高額になるため買い替えを推奨されることが多い)
そもそも本体が動かないなどの症状がある場合は、エアコンが動かない・停止する原因と対処法もあわせてご確認ください。
修理か買い替えか?寿命(約10年〜)の判断
エアコンの設計上の標準使用期間は約10年とされています。設置から10年以上経過している場合は、修理よりも買い替えを検討した方が良いケースがあります。
買い替えを検討するポイント
- 修理費用が高額になる場合:特にコンプレッサーや熱交換器など、心臓部の故障は修理費が高額になります。
- メーカーの部品保有期間が過ぎている場合:製造終了から約10年で部品がなくなり、修理自体ができないことがあります。
- 修理しても再発の可能性がある場合:一つの部品が寿命を迎えると、次々と他の部品も故障するリスクが高まります。
- 最新機種の省エネ性能:10年前の機種と比べ、最新のエアコンは消費電力が大幅に少なく、年間の電気代を大きく節約できる可能性があります。
まとめ:エアコン エラーコードは“故障の手がかり”。落ち着いて対処しよう
エアコンにエラーコードが表示されると焦ってしまいますが、それはエアコンが「どこが不調なのか」を教えてくれる大切なサインです。
トラブル発生時は、まずこの記事で紹介した手順に沿って、落ち着いて行動してみてください。
- 安全の確認:焦げ臭いニオイや異音がないかチェック。
- 応急処置5ステップ:電源リセットやフィルター掃除を試す。
- エラーコードの照合:メーカー別一覧で原因の目安を把握する。
- 専門家への相談:改善しない場合は、記録した情報を元に修理や買い替えを判断する。
この流れで対処すれば、不要な出費を抑え、最短で快適な環境を取り戻すことができます。
エアコン エラーコードに関するFAQ
Q1. エアコンのエラーコード「00」は何を意味しますか?
A1. 多くのメーカー(例:ダイキンなど)で、エラーコード「00」は「異常なし・正常」を意味します。リモコンでエラー履歴を確認した際に、異常がない場合に表示されることが多いコードです。ただし、一部メーカーではテスト運転モードなどを指す場合もあるため、念のため取扱説明書をご確認ください。
Q2. エアコンのエラーコードの「出し方」を教えてください。
A2. 確認方法はメーカーや機種によりますが、主に3つの方法があります。①リモコンの液晶画面に自動で表示される、②室内機本体のランプの点滅回数を確認する、③リモコンの「点検」や「取消」ボタンを長押しして診断モードにする、といった方法です。詳しくは、お使いのエアコンの取扱説明書で「エラーコードの確認」の項目をご覧ください。
Q3. 電源リセットで直っても、エラーコードが何回も出るのはなぜですか?
A3. 電源リセットで一時的に復旧してもエラーが再発する場合、センサーの誤作動や接触不良といった軽微な原因ではなく、部品そのものが故障・劣化している可能性が高いです。根本的な原因が解決されていないため、すぐに同じエラーを検知してしまいます。放置すると完全に動かなくなる可能性もあるため、早めに専門業者に点検を依頼することをおすすめします。




